BELAIRGON Lens

Lomographyから「Belair X 6-12」なるカメラがちょっと前に発売されたんですよ。
今時、珍しいフィルムカメラで、しかも中判で、蛇腹とくればちょっと欲しくなるってものです。

で、ちょっと一台買って使っているんですが、なかなか難しい。何がってピント合わせが。ローライ35とかもそうだけど、距離計が内蔵されていないカメラのピント合わせは目測なわけで。私、この目測がかなり苦手。最近、ピンぼけ写真を大量生産しております（泣）。

そんな時、Lomographyがこの「Belair X 6-12」用のレンズを発売したんです。ロシア製のガラスレンズを使っているとか。金額が、このカメラ１台分より高いのでちょっと思案しましたが、結局、ポチッとしたのが大分前。それから、一向に届く気配がなくて、すっかり忘れていたのが昨日届きました。



さすがにガラスレンズとあってか、ずっしりとした重量感。樹脂性のマウントにはちょっと重すぎないかと心配になるアンバランスさ。取扱説明書に「鞄にいれて持ち歩くときは、レンズ外してね」って書いてあるくらいだから、マウント大丈夫なんかと心配してしまう...。

ところで、このレンズ、Lomographyさんがお好きな「ゾーンフォーカス」じゃないんですよね。最初にカメラと一緒にきたレンズは、「だいたいこのくらいの範囲」って感じの結構、アバウトな感じが、このレンズのピント合わせは普通のレンズと同じ。これを目測ではちょっときつい...。よりいっそう、ピンぼけ写真を生産してしまうのかと、ちょっと心配している今日このごろなのです。