忘年会の余興とビンゴゲーム

もう１２月も半ば。日本では師走と呼ばれる時期ですが、皆様、お元気ですかね。
こちとら、１２月に入り、立て続けに３度も忘年会に出席し、肝臓は悲鳴をあげておる感じです。もはや、ウコンだけではアルコールに太刀打ちが出来ないのではないかと危惧しております。

ところで、忘年会の幹事には、どうしてこう『ビンゴゲーム』をやりたがる輩が多いのか。
ビンゴゲームとは、皆さん、ご存知の通り、５×５四方のマス目にランダムに番号が書かれたカードを用いて、いち早く縦、横、斜めのいずれかの１列を揃えるゲームです。そして、早くあがった勝者から順に商品をもらっていくというのがお約束。

この一見、勝者を決定するのは時の運だと言いたげなフェアなゲームのように思えますが、こんなものフェアでも何でも無い。これには何かしら勝利のための方程式が確実に存在する。
なぜなら、

何度やっても、おれはビンゴに勝てないからだ！！

これが運の強さで商品もらえるなら、おれの短くはない人生の中で一度くらいビンゴゲームで商品をもらえていいはずだ。なのに、おれは今までの人生でビンゴゲームで一列揃った事などない！！
これこそ、運だけで決まるゲームではないという証だ。

おい、こら！そこのおまえ！
運が悪いだけだとか呟くんじゃない。

だいたい、ビンゴゲームで商品かっさらっていく奴は、確実に定番化しているじゃないか。
なぜ、あの部長だけがビンゴで目玉商品をかっさらっていくんだ。しかも、殆ど、全てのビンゴゲームでだ！！

絶対に不公平だ！民主主義に反したゲームだ。

だから、たまには俺に商品をよこせーーー。